江山中学校へ租税教室に行ってきた

学校で先生をしたD.O


前回の賀露小学校に引き続き、
江山中学校へも租税教室の開催に行って参りました。

この学校とのご縁は思いがけないことからで、
2017年に体育の非常勤講師を頼まれたことがきっかけでした。

特に私は体育を専攻してきた流れは無かったのに、
なぜか体育祭へ向けて女子のダンス講師として招かれたという、

自分でもびっくりなご縁があり、
それがきっかけで今だに交流が続いております(笑)。

そんなことからこの租税教室も授業に取り入れて頂くようになり、
今年で3回目となりました。


税金の大切さを教える、租税教室


今回の授業は中々濃い内容でした。

税金のあれやこれやを分かりやすく、そして面白く説きながら、

誰もが払いたくないなと感じる先入観から、

やっぱ必要なんだな…というイメージを持ってもらうことを狙いにしているのですが、

なんと今回の授業は、途中からこの日本国の借金事情のレクチャーへと、

どんどん展開していくという内容になっているんです。

税金払わないといけないな…という漠然とした感覚から、

税金をもっと集めていかないと、このままだと日本の将来はヤバい!!

という感覚になっていく恐怖の授業でしたが(笑)、

自分事として感じていくことこそが、

実感であり責任感と変わっていくものなのです。

日本という国が抱えている、借金の具合


みなさんはこの日本の借金の具合を知っていますか?

もうお分かりだとは思いますが、
集まる税金や保険料に対して支出が多いということが、
借金をする理由です。

日本は明治維新以降から、国債を利用して
民間の金融機関や投資家からお金を借りて、
税収や保険料収入で足りないお金を得ては国を運営しています。

戦後に突入すると日本は、どんどん復興と成長を遂げながら、
経済的に豊かな国へと発展して行きました。

1980年代には、経済の絶頂を迎えるような時代へと突入し、
土地購入費用を銀行がどんどん融資するような金融事情の時代でした。

ですが、バブル経済の崩壊によって金融バランスが傾いてからというもの、
年々借金の額が大きくなっていき、

近年は少子高齢化が進んでいることもあって
税収と保険料収入はますます減っていく状況な為、

国は国債を発行して民間からお金を借りる額を増やさないといけない現在なのです。

そしてそのお金を国に貸しているのが、
銀行、保険会社、証券会社などとなります。

一般消費者となるお客様から頂く預金や保険料などを使用し、

国債を民間の金融機関が買って資産運用し、

利益を上げて、保険金や
利子配当金の支払いに備えているという仕組みですね。

するどい方はここでお気づきだと思いますが、

税金や保険料で足りない国のお金は、我々国民が金融機関を通して

遠回しにお金を貸しているということになります


なので金融商品を購入してお金を投資・資産運用すると、
利子・利息と言われる御礼のお金がもらえますよね。

ただ近年は、日本のGDP(国内総生産)の数値や金融政策などの影響で、
金利動向は下落している時代なので、

利率は良くない傾向にありますが。。

このように低金利時代な今、
我々国民のお財布事情もやはり、
豊かだとは言い切れないのです。

国債を発行してお金を借りても、
期間が満了したら利息を乗せてお金を返さなければならない。

利息の支払のためにさらにお金を出費していけば、
ますます収入より支出が増えていく。

このような理由から、利息支払いのない税金を集めることこそが、

国のGDPの上昇と好景気をもたらすために重要だということ。

これから2050年に向けては、60歳以上の老齢世代の人口が増加していきます。

それをこれからの現役所得者世代が支えていく将来となります。


税率って増やすべき?それとも減らすべき?


皆さんは今、税率を増やしていくべきだと思いますか?

それとも今、税率は減らしていくべきだと思いますか?

という問いに、中学生達は揃って
増やしていくべきだと回答していました。

そう、彼等彼女等の30年後は、40代なのです。

まだまだ子育ての最中かも知れない中、

多くのお年寄りを支えていかなければならない時代の


真っ只中な世代となるのです。

このように、負となる影響が自分達に直接降りかかってくる立場の人は、

今の負担を多くしてでも大変になる将来を防ぎたいと思うものなのです


誰もが税金はなるべく払いたくないと感じる、
今のこの時代に生きている私達ですが、

我々の我が子の世代がこれから突入するさらに冷え込みゆく時代を前に、
まだできることはあるのではないでしょうか。

この日の授業のまとめとして、
「納税の大切さ」と「選挙に行って国や県や市の代表を自分たちで選ぶ大切さ」を伝え、

私は中学校を後にしたのでした。


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